今年R7年度、住んでいる町内会♥班の班長が巡ってきた。
世帯ごと順番なので前から分かってはいたが、私はこういう班長・役員と名の付くものはやった事がないので、少々気が重い。
4月に総会に行き、前班長から引き継ぎをし、5月に入ってから1回目の
役員・班長会議に行ってきた。
大体の活動の流れは分かったが、やってみないと分からない事も多い様だが
これは仕方ない、やるしかないのでしょう。
総会の時も夏祭りをやるかやらないかで会長と住民が揉めた。
高齢化が進み役員の人も準備が大変な事、皆忙しく、手伝ってくれる人々も中々いない事、熱中症の危険も大きい事などからここ数年は夏祭りは開催していなかった。
(コロナ騒動があった事がもちろん大きいけれどね・・・)
今年も祭りはやらない方向なのだが、住民の何人かは、「皆が楽しみにしているのだからやるべき、祭り中止は会長の独断で決めた事で、そんな決定は無効だ。」
と言う。会長は当然、「これは住民の声を聴いて決めた事で独断ではない。祭り開催は義務ではない。そもそも町内会というのは任意のボランティア団体だ。町内会に入る事自体拒否している人も最近は多い。」との事。
確かにそうで、会長、副会長2名は何年も役員をやってくれて(8年くらい?)
ご高齢の方々なのに本当に大変だと思う。 班長も、事情があり、どうしても出来ない家は相談し免除してもらえるという。(当たり前ですが♬)
我が町内(♦丁目)は今年、子供会が無くなった。子供が少ない中で活動の意味や
負担を考えての事の様だが・・・
夫婦が共に外で働く様になって久しく、2人とも休みの日ぐらいゆっくりしたい、と考えるのは自然な事。その休みの日に子供会の行事の世話、町内会の活動、場合によっては所属のスポーツクラブの試合観戦、送迎、朝4時頃起きての弁当作り・・・
平日の会社勤務の日より忙しいね('ω') これも子供の望む事だからやむを得ずやっている訳で、本音では親は休みの日くらいゆっくり寝ていたいだろう・・・
皆、多かれ少なかれ疲れている。なるべくそういった負担は軽いほうがありがたい・・という事でしょうね。
大げさな言い方だがこの時代、負担(活動)は最小限にして会費も今より安くする。
例えば最低限の回覧版回し、順番にやっているゴミ出し場の掃除や資源回収の管理、これだけでもいいかもしれない。あれもこれもとなると、よほど時間のある人でないと負担にしか考えられず、人によってはそれを考えただけで憂鬱になるだろう。
ただ、我が町内は10月の芋煮会だけは毎年開催している。会費を住民から貰っている以上、何もやらない訳にいかないのだろう( 一一)。
町内会ではないが、小・中学校のPTA役員等も皆、やりたがらなかったなあ。
実は私は何年間かやった事がある。思ったほど大変でなかったが、やる前は活動内容が未知な為、ただでさえ忙しい中、あえてやりたい人が出ないのはよく分かる。
最低1年間はそれが続くんだものね・・・
そういった類いの活動をなるべくスリム化する事、特定の1人、2人に重荷を負わせない、皆で少しずつやる事といったところか・・? はっきりは私も分からない。
こういった活動も時代に沿ったものにしないと続けられなくなるだろう。
町内の人たちの為の町内会が、かえって町内の人たちの負担になっている、
子供の為の子供会の活動が、子供の親の負担になっている、
なんていうのは本末転倒で笑えない・・( ;∀;)・・
もっと活動を軽やかで、(心理的にも)少しでも楽しいものにしていかないと
存続できないかもしれませんね。
現に、「そういったものは必要ありません。そういう会には入りません。」
という人も結構いるのだから・・・・・・